ご 挨 拶

皆様、エコーウインターセミナーの開催が間近になってまいりました。今年で、はや第17回目となります。冬のリゾート地の週末を利用し、ゆとりある環境のなかで心エコーを勉強しようという、ちょっと風変わりで楽しい心エコー講習会です。しかし、昨年の第16回のセミナーは、歴史的な大雪に見舞われ、ホテルの操業ができなくなり初めて開催が見送られました。セミナーに申し込まれた多くの方々には大変残念なことであったと思います。”レベンジ” といってはなんですが、第17回も同じ軽井沢万平ホテルで平成27年2月21日(土)、22日(日)に開催します。万平ホテルは明治27年創業の由緒ある日本を代表するクラッシックホテルであり、重厚な建物と静かな雰囲気で勉強するには最高の場を与えてくれます。今年こそ、皆さん、大いに楽しんで、心エコーの勉強をしていただきたいと思います。 今年のテーマは、「先天性心疾患の心エコーをとれるようになろう」です。先天性心疾患は、ここ20年で救命率が飛躍的に上昇し、成人になる方たちがどんどん増えてきています。いまや20歳以上の方たちがそれ以下の方たちの数を凌駕しています。循環器内科の医師や超音波技師の方々にとって成人先天性心疾患診療が日常となる日はすぐそこに来ているといっても過言ではありません。今回は、循環器医、超音波技師の方々、若手小児循環器医など、小児から成人の先天性心疾患の診療に携わる方々、そしてこれから携わるであろう方々を対象に、疾患ごと症例ベースでのレクチャーラインアップにしてあります。さらに、恒例の症例検討会は、大幅な時間をとって、初日の夜と2日目の朝に行います。それも先天性心疾患のみでかつオーディオレスポンスを用いたクイズ形式にしようと企画しております。今年は残念ながら虚血や心機能の話はありません。しかし、“先天性心疾患の心エコー漬け”の2日間を充分味わって、聞いて、質問してください。経験豊富な小児から成人循環器医、技師の講師の方々が皆さんの疑問にお答えします。 特別講演では、産業医科大学第二内科 尾辻豊先生に「房室弁の基本 先天性心疾患から虚血性心疾患まで」について御講演いただきます。僧帽弁、三尖弁等を含む房室弁の基本から種々の病態生理について心エコーを見せていただきながら、お話していただけると思います。先天性心疾患でも房室弁異常の診断と治療は難しく、その基本を知ること非常に大切です。 皆さん、たくさんの先天性心疾患の症例を見ていただき、エコーの画像を目に、脳に焼き付けて帰ってください。きっと今後の診療にそして患者さまに役立つことと信じます。 最後に、この講習会は講演料なしで駆けつけてくれる熱意ある講師の先生方、遠方まで出張してお手伝いいただくメーカーの方々、資金面をサポートしてくださる協賛会社の皆様など、多くの方々のご厚意により支えられています。来てよかったと思える会にしたいと思いますので、ぜひ、多くの方々の参加を心よりお待ちしています。

当番世話人 瀧聞 浄宏(長野県立こども病院 循環器小児科)

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